大友直人&群馬交響楽団

  • 日時:10月4日(日)15:00開演(14:00開場)
  • 会場:群馬音楽センター
  • 出演:大友直人(指揮)、群馬交響楽団
  • 曲目:モーツァルト / 歌劇『魔笛』序曲
       ヘンデル / 組曲『水上の音楽』
       ウェーバー / 歌劇『オベロン』序曲
       ブラームス / 交響曲第1番 ハ短調

<公募招待>

8月31日(月)までに往復はがき往信裏面に、住所・氏名・年齢・電話番号・希望人数(2名まで)を記入して下さい。返信表面には郵便番号・住所・氏名を記入して下さい。応募多数の場合は抽選。
応募先:〒370-0849 高崎市八島町265 ラジオ高崎内 高崎音楽祭委員会事務局「群響70周年コンサート」係

プロフィール

大友直人(指揮) Naoto OTOMO, Conductor
現在、群馬交響楽団音楽監督、東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団ミュージックアドバイザー。また、2004年から8年間にわたり、東京文化会館の初代音楽監督を務めた。
在京オーケストラの定期演奏会にとどまらず、これまでにコロラド交響楽団、インディアナポリス交響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団などに招かれ、2012年3月にはハワイ交響楽団のオープニングコンサートを指揮、同年6月にはロレーヌ国立管弦楽団の定期公演に客演。絶賛を博し、欧米での活躍にも大きな期待が寄せられている。
オペラにも力を入れており、1988年日生劇場における《魔弾の射手》でのオペラデビュー以来、オペラの指揮も高く評価されている。特に、2006年8月にプッチーニ音楽祭にて三枝成彰作曲オペラ《Jr.バタフライ》や、2013年1月には同作曲家のオペラ《KAMIKAZE-神風-》世界初演を行い、大きな話題となった。
クラシックと他のジャンルとのコラボレーションによる新たな音楽シーンを発信している。クラシック専用ホールである東京文化会館でポピュラー・コンサートをプロデュースしたり、既成のジャンルや表現形式に捉われない新しい形の舞台芸術をプロデュースするなど、音楽プロデューサーとしても新しい音楽シーンを牽引している。
教育的活動にも力を注ぎ、「こども定期演奏会(東京交響楽団)」を行うほか、国際音楽セミナー「ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン」を盟友である指揮者アラン・ギルバートと毎年開催するなど、活発な活動を行っている。
2000年第8回渡邉暁雄音楽基金音楽賞、2008年第7回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。

群馬交響楽団 Gunma Symphony Orchestra
1945年 、戦後の荒廃の中、文化を通した復興を目指して「高崎市民オーケストラ」が創設され、 翌年 「群馬フィルハーモニーオーケストラ」、 1963年には「財団法人群馬交響楽団」、2013年4月より「公益財団法人群馬交響楽団」と改称し、音楽監督に大友直人が就任した。
1955年、「群響」をモデルに制作された映画「ここに泉あり」が公開されると群響は全国的に注目を集め、翌年には群馬県が文部省から全国初の「音楽モデル県」に指定された。さらに1961年、市民の全面的な支援を受けて高崎市に群馬音楽センターが建設され、これを拠点としてさらに幅広い活動が展開された。また、1947年5月から始めた移動音楽教室では、2009年度までに延べ600万人以上の児童・生徒が鑑賞しているのをはじめ、県内各地で演奏活動を展開し、群馬県の文化の象徴として県民から幅広く支持されている。 1994年には「プラハの春国際音楽祭」、 「ウィーン芸術週間」 から同時に招待を受け、 当時の音楽監督である高関健指揮のもと欧州4カ国を巡る海外公演を実現した。翌年には50周年記念委嘱作品「オーケストラのための遠景Ⅱ」(細川俊夫作曲)を東京・群馬で初演し、高い評価を得た。
2003年10月にはNHKテレビ番組「プロジェクトX~挑戦者たち~」で楽団の草創期が紹介された。また、2004年11月には天皇皇后両陛下、デンマーク国女王陛下同王配殿下をお迎えしての移動音楽教室を開催し、2005年4月にはNHK朝の連続テレビ小説「ファイト」の主題曲を担当し話題となった。
創立70周年に向け大友直人音楽監督のもと、定期演奏会、移動音楽教室はもとより幅広い音楽活動を展開している。

  • 大友直人(c)Rowland Kirishima
  • 群馬交響楽団